BCG-CWS療法

当院ではBCG-CWSを使用した免疫治療を行っております。

BCG-CWSは結核予防ワクチンなどで使われている弱毒化結核菌の細胞骨格成分のみを摂り出したもので、樹状細胞を介して免疫強化作用を持つことが知られています。
BCG-CWSのがん免疫療法剤としての臨床研究は1970年代から大阪大学の免疫内科を中心に始まり、現在までに多くの患者様に使用され、その臨床的なプロフィールが明らかになっています。

 

投与間隔
1週間隔で4回投与、その後4週ごとに投与します。
投与方法
上腕に皮内投与します。
副作用
投与局所の炎症反応(潰瘍)と一過性の発熱が見られることがありますが、これらは免疫細胞が局所に集まり、炎症を起こすことでもたらされるものです。

下記の患者さまはBCG-CWS治療をお受け頂けないことがあります

  • 自己免疫疾患(強皮症、シェーグレン症候群、特発性血小板減少性紫斑病、多発性硬化症、関節リウマチなど)をお持ちの方
  • 全身性の副腎皮質ステロイド剤または免疫抑制剤を投与、内服している方
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方
  • 重篤な合併症(間質性肺炎、心疾患、腎疾患、肝疾患、コントロール困難な糖尿病など)をお持ちの方
  • 当クリニックの医師の診察にて対象外と判断された方

料金

診察 料金(税込)
初診料 11,000円
再診料 3,300円
治療内容 料金(税込)
BCG-CWS1回投与 16,500円

詳しくは当クリニックまでお問い合わせ下さい。